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ヒトのために生きる移住、起業
企業人からの移住、地域おこし協力隊として活躍後、地域で起業。長野県佐久市で、日本古来の植物であるマコモダケを活用した事業と道の駅の管理運営を行う加藤夕紀子さんにお話を伺いました。 「移住して、ヒトのために身体を使って生きよう」 3.11でお金があってもモノが買えないという経験をして、「お金は紙切れなんだ」ということに気が付きました。「なんで紙切れのために人生の選択をしていたんだろう」という疑問を抱くようになって。経済至上主義にクエスチョンが湧いたんですね。5年程モヤモヤを抱えていた期間にパートナーを亡くし、しばらく落ち込んでいました。でもある時に、「そうだ、仕事を辞めて移住しよう!自分の身体がまだ元気で動く内に、ヒトのためにこれまでの経験やキャリアを活かそう」と思い立ったんです。そう思ったら、心も元気になっていきました。移住を決心して、半年後には佐久市での暮らしをスタートさせました。 佐久市での仕事が決まったのは、移住決定後 東京で勤めていた会社は退職することにし、移住を決めた時点では次の仕事は未定でした。地域のハローワークにも行きましたが、私の希望であった社会貢献できる仕事には巡り合えませんでした。そんな中で参加した、佐久市の移住フェアの座談会に、市長の柳田清二さんが参加されていて、仕事のことを相談したところ、地域おこし協力隊が佐久市でも始まるので、応募してみてはどうかとアドバイスをくださいました。東京で移住の準備をしている間に、地域おこし協力隊としてハタラクことが決まり、担当地域で“食と健康”をテーマに仕事をすることになりました。正直にいうと収入面について不安はありましたが、いざ暮らし始めてみると、無理に節約するわけでもなく、普通に暮らす中で貯金もできました。都市部と地方ではお金のかかり方が違うんだなということを実感しましたね。 移住を決めたのは、土地が体に合う感覚があったから 出身は東京です。社会人になってからも東京で働いていました。もともとは、キャンプやアウトドアに全く興味がなくて(笑)。将来自分が地方で暮らすなんて全く想像していませんでした。でも、東京で働いているときに八ヶ岳に遊びに来たことがありました。仕事のストレスなどで心身ともにとても疲労していたのですが、八ヶ岳に滞在している間にみるみる疲れがとれ、どんどん元気になっていって。この経験があったので、移住先は八ヶ岳の傍がいいと思っていました。知人の紹介で佐久市を案内してもらい、土地にインスピレーションを感じたので、佐久市に移住することにしました。今は当初のインスピレーション通り、山々を眺めなら快適に暮らしています。 地域おこし協力隊終了後に仲間たちと起業 地域おこし協力隊の任期中に「マコモダケ(マコモタケ・真菰筍)」という植物に出会いました。マコモダケは9月~11月頃を旬として根元を食べることもできますし、葉は乾燥させてお茶として飲んだり、筵(むしろ)などの生活用品の素材にもなります。その歴史は古く、縄文時代には日本人の生活の中にあったようです。日本書紀や万葉集にも記載があり、現在でも出雲大社のしめ縄に用いられるなど、霊性の高い植物ともいわれています。もちろん、それまで農業の経験はありませんでしたが、素材の面白さにひかれ、今は三反の田んぼを借りてマコモダケを自分の手で育てています。また、地域おこし協力隊任期終了後は仲間達とともに会社を立ち上げ、その中でマコモダケの生産から加工、販売までを事業化しました。その他に、道の駅ほっとぱ~く浅科の運営管理も行っています。 Photo:山うえ雅子 組織に雇用される働き方からパラレルワークへ 起業も、移住当初は予定していませんでした。それまでは組織に雇用されているのが楽だし当たり前。雇用されていないと不安でした。でも移住して価値観がどんどん変わっていきましたね。暮らし方もシンプルになりましたし、ないものは創ればいいと思うようになりました。一つの会社から収入を得るよりも、パラレルワークとしていくつも仕事を持っている方が生き方として楽なのではないかなと。こうした働き方や暮らし方を知ったことで、ものすごく心に余裕が生まれたように思います。それまでは、狭い範囲でしか見ていなかった物事について、移住して仕事を変え、生活が変わったことによってものすごく視野が広がりましたね。 Photo:山うえ雅子 移住を検討している方は、まず飛び込んでみてほしい 佐久市には「何かやってみよう」と実践されている方が多い。チャンスがたくさんあります。受け身ではなくて攻めていきたい方にはうってつけの場所だと思いますね。移住を検討されている方には、考えすぎないで一度飛び込んでみることをお勧めします。失敗なんて、本当は人生にないと思っています。どんな経験もあとで生きてきます。ダメならまた戻ればいいし、でも案外どうにかなってしまうものですよ。
故郷で起業 ママと共にママのために
出身地である田村市で一般社団法人Ovalを設立。ベビーマッサージ教室やママのリフレッシュや成長につながる講座を開催。現在はママによるママたちのための防災活動「ママカラ防災」の代表も務める添田麻美さんにお話を伺いました。 東京でキャリアを積み生まれ故郷の田村市へUターン 田村市で生まれ育ち、郡山市の高校に進学しました。当時は、広い世界を見てみたい、早く自立したいという気持ちがあり、高校卒業後に東京でバスガイドとして働き始めました。勤めていた7年間はとても楽しいものでしたが、次第に「福島に帰りたい」と思うようになり、帰郷を決めました。帰郷後はウェディングプランナーとして働き、結婚・出産を機に退職し専業主婦になりました。 出産後に感じていた孤独感からベビーマッサージ教室を起業 子供はとても可愛く、充実した子育て期ではあったのですが、もともと人と接することが好きだったので、家にこもって一人で子育てすることに、孤独感を感じるようになりました。出産が東日本大震災の翌年だったので、災害に対する不安も大きく孤独感は更に募っていきました。そんな時に福島で始まったばかりだったベビーマッサージ教室を知り、通い始めました。震災後ということもあり外出に不安もありましたが、思い切って外にでてみると同じ立場で同じように悩んでいる多くのママたちと出会うことができ、私だけではないという安心感を覚えました。同じ気持ちを持っているママたちが、安心して居られる場所を作りたいという思いから、自分でもベビーマッサージの資格を取得し、子供が1歳になる頃に起業し教室を始めました。その後、事業の拡大に伴い、田村市で一般社団法人Ovalを立ち上げました。 ママたちの声を集めることで始まった防災活動 教室は週に2回、午前中に2組だけというスモールスタートでした。2年目からは会場を借りて受講人数を増やし、利用者数は年間延べ800組に。教室でたくさんのママたちと関わっていくうちに、その場で出るリアルな声が聞こえるようになりました。この声に応えるべく、初めはママたちがリフレッシュできるような講座を増やしたのですが、やがて災害に対する不安をみんなが抱えていることに気が付きました。震災から数年が経ち、当時子供のいなかった女性たちがママになっています。ママになったいま、どうやって災害から子供や家族を守るのか。私自身も防災について全く知識がなかったからこそ、このままではいけないと思い「ママカラ防災」というママによるママのための防災活動をスタートさせました。昨年度は「ママカラつなぐ防災BOOK」という冊子も作成し、経験者や識者を交えた勉強会や情報発信を行っています。 成長するママたちとともに歩む新しい事業 これまで、さまざまな形で母子に関わってきて気が付いたことは、子供たちとともに、ママ自身も成長していくということです。子供の幼稚園や小学校入学のタイミングが、自分を見つめなおす機会になることが多いようです。今後はこうしたママの成長をサポートするような事業も展開していきたいと思っています。具体的には、田村の木材を利用したウッドアクセサリーの開発と制作を考えています。ママたちの楽しみや生きがいになるような事業にできればと思っています。 ヒトとヒトのつながりで支えられている事業 新しい事業のアイデアを発信してみると、すぐに「手伝うよ」「何でも言って」と声がかかるのが田村のよさですね。自分で探さなくても誰かがつないでくれたり、協力してくれる環境があり、ヒトとヒトのつながりがものすごく強いと思います。地域には時には面倒なしがらみもありますが、地域の仲間だからこそ当たり前に協力し合うという雰囲気があります。私は自分が孤独感を感じたときに「あったらいいな」と思っていたものを形にしています。こうしたものでママたちを笑顔にできればうれしいですし、ママたちの笑顔で、自分の取り組みが間違っていなかったんだ、と肯定してもらえています。これからも、地域のママと共に歩んでいきたいと思っています。 ママカラ防災Facebook Twitter Instagram
チャレンジングに切り開く二拠点居住
長野県の移住支援プログラム「おためしナガノ」を利用して、佐久市と東京の二拠点で暮らす谷口絵美さん。現在の暮らしや移住後に新しく取り組んでいる「移動する小さな観光農園」についてお話を伺いました。 山に囲まれた田舎暮らしで感じる幸福感 横浜に生まれ、東京で仕事をしていたこともあり、自分はずっと都会が好きなんだと思っていました。正直にいうと地方での田舎暮らしにはあまり興味がなくて。でも、今住んでいる佐久の祖母の家には、子供の頃から頻繁に訪れていて、夏には蓼科山や八ヶ岳で家族と登山をしていました。中高生の頃は登山から少し離れるのですが、大学生になって山岳部の友人とまた山に登るようになりました。登山の魅力を自分の中で再発見するうちに、あれ?私、都会が好きだと思っていたけどもしかしたら山も好きかも?と気が付いたことは移住の契機として大きかったですね。今はすっかり田舎が好き、佐久が好き。“自宅のドアから一歩外にでると山が見える”という最高の環境で暮らしています。 区の職員からプログラマーへ転身、フリーランスへ もともとは都内で区の職員として働いていました。しかし学生時代からプログラミングに興味があったので働きながらスクールに通い、技術を身に着けました。転職後は会社員として経験を積み、2年前にフリーランスのプログラマーとして独立しました。場所にとらわれずにハタラクことのできるITの仕事を持っていたことは、二拠点居住をスムースに始めることができた要因の一つだったと思います。 Photo:石田 諒 「おためしナガノ」を利用して長野と東京で二拠点居住 「おためしナガノ」という長野県が行っている、都内のIT関連事業者を誘致する公募に採択され、この制度を利用して佐久と東京の二拠点居住をスタートさせました。「おためしナガノ」では交通費の補助を受けることと、地域のコワーキングスペースを利用することができます。ここで、ワークテラス佐久を運営する江原さんや地域の方々とつながりを持てたことが、大きな収穫でした。県が行っている事業ということで地域の方にも比較的認知されており、「おためしナガノで来ています」とお話することで、受け入れていただきやすい環境がありました。二拠点居住のいいところは、いきなり完全に移住するわけでないので、新しい場所へ、最初は一週間ほど旅行に行く感覚で移動し、気軽に暮らし始めることができる点だと思います。でも、いまではすっかり佐久の暮らしが気に入ってしまい、年内には東京の拠点を引き払って佐久に完全移住する予定です。 日本のブルーベリー「アサマブドウ」の魅力を伝える事業 現在はプログラマーの仕事と「移動する小さな観光農園」の二つの仕事を持っています。プログラマーの仕事としては、東京で生まれた仕事を佐久内でもシェアしていきたいという目標があります。とくに佐久には女性でIT関連のお仕事をされている方々がまだ少ないので、コミュニティの中で仕事をシェアする機会や学ぶ機会を作っていけたらと思っています。もうひとつの「移動する小さな観光農園」は、車にブルーベリーの鉢を乗せて移動し、イベントや道の駅などで収穫体験をしていただくものです。この農園では“日本のブルーベリー”と呼ばれている「アサマブドウ」を味わっていただくことができます。アサマブドウはツツジ科スノキ属の高山植物で、正式名称はクロマメノキといいます。叔母の話では、昔は小諸にある浅間山に夜明け前に行って、野生のアサマブドウをみんなで収穫していたそうです。残念ながら、今は国立公園になっているので収穫には行けませんが、佐久ならではの味わいや風土を移動農園で再現したいと思っています。 移住のハードルを下げる“切り込み隊長“として 移住や多拠点居住にハードルを感じる方もいらっしゃると思いますが、私が実践することで「こんなことやっても大丈夫なんだ!」と感じてもらえるといいなと思っています。佐久移住の切り込み隊長的な役割が担えたらうれしいですね。悩んでいたり、迷っている方には、「まずは地域でいろいろなことを少しずつやってみるのがおすすめですよ」とお伝えしたいです。私が佐久暮らしを楽しんでいることが、移住のロールモデルのひとつになるように、山を登る時と同じチャレンジングな気持ちで切り込んでいきたいと思っています。
【みなかみ町・オンラインイベント】afterコロナ ワーケーション合宿の価値を探求しよう!
みなかみ町で、“ワーケーションの価値”について考えるオンラインイベントが開催されます。 本イベントはこんな方におすすめです◆ワーケーションに興味がある◆オンラインミーティングはもう飽きた◆仲間と顔を合わせて合宿したい みなさん「ワーケーション」をご存知ですか?ワーク(仕事) × バケーション(休暇)を組み合わせた造語で、観光地やリゾート地で休暇を取りながらテレワークする、今注目の働き方です。 今回は、地元みなかみ町のゲストスピーカーをお招きし、みなかみ町でのワーケーションを軸としたオフサイトミーティングや会議合宿の価値についてお話していきます。 ◎ゲストスピーカー神崎 憲一さん塾講師/ワーケーションコーディネーター群馬県みなかみの自然環境に魅せられ、都市部との2拠点生活やワーケーション、テレワークに取り組みながら、新しい働き方・ライフスタイルを実践して充実した生活を送る。また、地方のスペースを活用し、仲間とのワーケーション合宿なども開催する。現在では、ワーケーションを広める活動を通じ、みなかみ町の地域資源活用したワーケーション企画・オフサイトミーティング合宿企画のコーディネートを行う。 ◆日時:2020年7月1日(水)20:00〜21:00 ※出入り自由 ◆場所:オンラインzoom、Facebook生配信 【参加方法1】オンラインミーティングに直接の参加 希望の場合は、下記応募フォームよりごご予約ください。 詳細は追ってご連絡いたします。 【参加方法2】Facebook生配信視聴本Facebookでトークセッションを生配信いたします。閲覧・コメント自由ですので、ぜひご覧ください。※zoomとFacebookの連動テスト中です。 ※ご不明点・ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。 新時代の働き方ワーケーションで一緒に豊かな未来を模索しましょう‼️
【佐久市・アウトドアコワーキング】望月高原牧場でアウトドアコワーキングを開催
6月23日(火)~24日(木)に、佐久市の望月高原牧場でアウトドアコワーキングが開催されます。 場所は、浅間山を見下ろす望月高原牧場。開放的な自然環境の中で佐久地域内外を問わず、自らの意思で活動している人が集まりコワーキングを行う予定です。夕食は39Barさんご協力のもと、地元素材を地域のシェフの皆さんにコワーキングして創っていただいき、料理やお酒と共に交流を深めます。 強引に何かを決定したり、具体的に強制的にプロジェクトを生み出すという場ではありません。しかし、何かしら意思をもって集まってくれた皆さん同士でのダイアログは、新しい気づきや、協働につながる可能性が高いと、経験則的に感じています。 そんな出会いの場を、望月高原牧場に出現させます。 ピンっと来た方、ぜひご参加ください。 ◆日程 2020年6月23日(火)・24日(水) ◆スケジュール 6月23日(火) 14:00~14:30 チェックイン(各自お集まりください) 14:30~17:00 概要説明、自己紹介、アウトドアコワーキング (緩く対話をしましょう) 17:00~20:00 39Barの食事をいただきながら交流会 (※39Barの皆さんも一緒に)※宿泊施設はありませんが、テントを設営します。 泊まれる方は泊まっていただいてOKです。 詳細は以下「その他」ご覧ください。 6月24日(水) モーニングコーヒーをいただきながら雑談。 自由時間。 お昼くらいには片づけをして撤収。 ◆場所 望月高原牧場◆定員 15名◆参加費 5,000円(食事代、ドリンク代込) ◆参加方法 こちらのフェイスブックページの参加ボタンをクリックお願いします。 メッセンジャーにてこちらからご連絡を差し上げご返信いただき、 正式にお申し込みとなります。 ◆その他・宿泊施設はありませんが、テントを設営します。 →宿泊ご希望の方は、お申し込み後メッセンジャーで詳細をお伝えします。 それからご判断いただいても構いません。 寝袋等の寝具関係備品はご持参お願いします。 ・途中参加途中退場OKですが、可能あれば23日の14時からのチェックイン~夕 方の交流会はご参加いただけると幸いです。 ※昨年は内山牧場キャンプ場で開催しました。参考までに以下動画を張り付けておきます。https://youtu.be/iz12qnaV5pY ◆主催 SAKUSAKUSAKK◆協力 39Barの皆さん
【みなかみ町・相談会】オンライン移住相談会
みなかみ町で移住希望者と町の担当者を結ぶオンライン移住相談会が開催されます。 相談会日程 6月17日(水) 15:00~17:006月18日(木) 15:00~17:006月19日(金) 15:00~17:006月20日(土) 15:00~17:00 【お申込み先】下記リンク(Googleフォーム)より入力くださいhttps://forms.gle/niceNMkqEe98g4BN6 【相談対応者】みなかみ町役場総合戦略課 中山(なかやま) ×一般社団法人FLAP 代表理事 鈴木(すずき)...地域おこし協力隊OB ▼みなかみ町で仕事をつくる、FLAPとは?https://www.minakami.work/ 【ご予約~当日までの流れ】WEB 会議システム「ZOOM」を使用します。① 相談希望日時の3日前までにお申込み② 担当者が予約の空きを確認し、相談希望者様に時刻、ZOOM のURL、ID、パスワードをメールでお知らせ③ 当日は受付時間になりましたらURL(メールに記載)をクリックし、相談開始※PC、スマートフォン、タブレットからご参加可能です。※事前に「ZOOM」アプリケーションのインストール・設定をお願い致します。
【田村市・相談会】空き家の窓口
田村市で「空き家を売りたい、貸したい」「空き家を借りたい」など、空き家の有効活用について、地域の空き家解決のワンストップセンター「空き家の窓口」による無料相談イベントが開催されます。 相談会日程 田村相談会①6月 4日(木)13:00~17:00②6月18日(木)13:00~17:00③7月 2日(木)13:00~17:00③7月16日(木)13:00~17:00※ご相談時間は、一人約1時間程度【会場】テレワークセンターテラス石森 田村市船引町石森字館108東京相談会6月13日(土)13:00~17:00【会場】移住・交流情報ガーデン 中央区京橋1-1-6 越前谷ビル 予約方法(共通) いずれの相談会も、お申込みは「田村地域空き家の窓口」まで。電話、またはメール。 ①氏名 ②住所 ③年齢(年代) ④空き家所在地 ⑤電話番号 ⑥相談希望日程 をご連絡ください。 TEL.0247-61-7579info@tamura-akiya.com 2003tamura_akiya_kippu2ダウンロード
子供たちの自然を受け継ぐ意思を育む
2018年に千葉県から群馬県みなかみ町に移住した神崎憲一さん。みなかみ町での約一年半を過ごした今、暮らしの中にある楽しみや、ハタラク意識の変化についてお話を伺いました。 「毎日迎える朝が変わった」みなかみ町での暮らし 移住して一番変わったことは、毎日迎える朝の心地よさですね。僕の家は小高い丘の上にあって、町が一望できる場所にあるのですが、朝、窓を開けたときの景色や空気がこれまでの暮らしとは全く違います。気持ちのいい朝を迎えられるとその日一日のコンディションも違います。テレワークセンターMINAKAMIのコワーキングスペースを借りて仕事をしているのですが、自宅から車で10分程の移動中も町の景色を眺めることでリフレッシュする時間になっています。 みなかみ町を知ってから1年で移住 ある時、偶然メールでみなかみ町のイベントがあることを知りました。その日はたまたま会場の近くで別の予定があったので、なんとなく参加して話を聞いて「なかなかよさそうだな」と感じました。初めて町を訪れたのは雪の季節です。よく晴れた日で、一ノ倉沢を望む素晴らしい眺望の場所に案内してもらいました。その景色や町の空気感に惹かれて、みなかみ町に通い始めるようになりました。通い始めて5回目に、農泊をさせて頂いたのが最終的な決め手となり、町を知ってから1年後には移住しました。それまで田舎暮らしには全く興味がなかったのですが、みなかみ町にはなぜかとても惹かれるものがありました。ヒトとの出会いもよかったですし、同じ頃に県内の予備校の仕事に誘われるなど、さまざまな縁がタイミングよくつながったことも大きかったですね。 さまざまな子供たちを教育でサポート 現在はフリーランスで子供たちの教育に関わる仕事をしています。大学時代から塾の講師として忙しく働き、30歳を過ぎた頃には管理職になっていて、子供たちを教える現場から遠ざかっていました。子供たちに教えることは予測不能な部分も含めてとても楽しいものです。「やはり現場に戻ろう」と勤めていた塾を退職しました。今は、フリーランスの講師として塾で教えたり、家からでられない子供たちの学習支援を行うようになりました。 子供たちが伸びやかに笑える「サードプレイス」をつくる 将来的には、子供たちが安心して、笑って、走って過ごせる場所をつくりたいと思っています。子供の時にのびのびと過ごした経験は大人になっても生きてくると思うんですよね。転がり落ちてきたら受け止めるから、行っておいでと子供たちにいえる場所。僕が通っていた中学校は先生方が非常におおらかで「こういうことをやってみたい」というと「じゃあ、どうなるか自分たちでやってごらん」と自由にやらせてくれたんですね。そういう原体験があるので、箱の中に閉じ込めるのではなく、子供たちが自由に挑戦できる“子供たちの居場所”“子供たちのためのサードプレイス”を作りたいと思っています。 https://www.youtube.com/watch?v=YCFy1WGTsfg 子供たちにも伝えたい、みなかみ町の自然環境を受け継ぐこと みなかみ町に来て、時間に追われる感覚がなくなりました。「これをしなきゃ、あれをしなきゃ」というよりも、「明日は一ノ倉沢までハイキングだから、これをやっておこう」という感じのメリハリに変わりました。先日も朝6時から7時までカヌーに乗って、その後に仕事をしました。みなかみ町では自然と暮らしとハタラクが隣り合わせです。こうした暮らしを経験したからこそ、この町の自然環境は受け継いでいかなければならないものだと感じています。教育を通して関わりながら、この自然を大事に受け継いでいこうという子供たちの意思を育んでいくことができればいいなと思っています。「何にもないけど、何でもある」それがみなかみ町ですね。
【田村市・募集】一緒にまちづくりをしてくれる仲間を募集
この度、福島県田村市では、「移住定住促進・関係人口づくり」「空き家問題の解決業務」「地域商材の開発・販路開拓」等、地域おこし活動に意欲ある、「田村市地域おこし協力隊(地域振興型)」の隊員を募集いたします。 → 移住定住促進・関係人口づくりに興味のある方→空き家問題の解決に興味のある方 →地域商材の開発・販路開拓に興味のある方 地域のために何かしたいという想い、最後までやり遂げる責任感、自らの意思で新しい道を切り開いていく推進力のある方を募集します。 詳細はこちらから
【佐久市・オンラインイベント】今だからこそローカルに居場所をつくる☆7年間半農半エックス暮し実践者と考える次の時代の生き方
「7年間半農半X暮し実践者と考える次の時代の生き方」 ▶▶▶こんな方にお勧めなイベントです◀◀◀☑ 今回のコロナ禍で都市以外の地方にも居場所を持ちたいと思った方☑ 半農半Xの実践者に、良い面はもちろん、大変な面も聞いてみたい方☑ 都会在住、地方在住にかかわらず暮らしの中に農を取り入れたいと思っている方☑ 自分の今の働き方に疑問があり、模索している方☑ 京都府綾部市または長野県佐久地域とつながりを持ちたい方☑ 都会や地方で積極的に活動している仲間を増やしたい方 etc▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶ゲリラ豪雨、パンデミック、世界恐慌。近年、日本はおろか世界において未曾有の事態が次々起こっています。2020年。私たちは強制変化をパンデミックによって余儀なくされました。アフターコロナの時がきたら、あなたは前と同じ世界が待ってると思いますか?コロナ騒動となって数カ月。121人の人に今の悩みや課題を聞きました。その結果、人々の中に3つのSがあることがわかりました。話せない(Speak)、見えない(See)、動けない(Shift)。思ったことを言えず、未来が見えなくて、変化が怖くて動けない。あなたはどうですか?はじめまして。草刈正年と申します。僕は、3.11から1年後。千葉の市川から家族で京都の綾部に移住。都会暮らしから田舎暮らしに移り、田んぼ、畑、家作り、子育てをしながら、書道アーティスト、講師、コーチとして半農半Xの暮しを7年間してきました。現在は子供3人の5人家族で、あまりコロナに影響を受けず暮しています。「都会からなぜ田舎に移住したのか?」「自給自足の暮しはぶっちゃけどうなのか?」「田舎での仕事や経済活動はどうやっているのか?」「都会も田舎も経験した観点から、これからの時代の生き方はどう考えるのか?」3Sの課題を動かすため、上記を講演だけではなく、話して、見て、動けるを作る、講演+ワークショップ形式で話をさせてもらいます。見えない未来を見える化し、この日から少しでも変化と動きが生まれる、そんなきかっけを作らせてもらいます。 ◆タイムスケジュール 10:00~10:10 オープニング(ワークテラス佐久の紹介、本日の趣旨説明)10:10~11:30 草刈さんのお話&ワークショップ トークを聞きながらみんなで一緒に考えるスタイルです。11:30~12:00 草刈(京都綾部)×江原(長野佐久)×みなさんでダイアログ 長野県佐久地域でも0.2農0.8X的なライフスタイルを提案し始めています。 その状況をお話しさせてたいだき、皆さん行動に一つでもつながるようにダイアログして終了します。 ◆ゲストスピーカープロフィール 草刈正年(くさかりまさとし)さん京都府綾部市在住ビジョンシフトコーチ/やりがい創造専門家『停滞起業家再活性』をテーマに、言語心理学とアート思考を使い『停滞起業家が再活性して、仕事にやりがいと実現を作る』ビジョンシフトをお伝えしてます。法政大学工学部卒業後、5000人規模の大手IT企業にてシステムエンジニアを経験。しかし、入社後3年目で激務によりパニック症になり退職。その後、人生を変える決意を持って30か国世界一周1人旅に挑戦し達成。帰国後、言葉で人を元気にしたい一心に、新宿の路上に座り、路上詩人となる。今まで総計1万人以上の人に即興で言葉を届ける。その後、言葉で人を元気にできるようになる個性筆教室を1000人以上に教え、個性筆文字協会を立ち上げて全国に約80人近くの講師を養成してきた。また、千葉の市川に農業体験施設「つくるんだ村」を作ったり、2011年の震災をきっかけに家族で移住を決意。京都府綾部市の限界集落に引越し、子供3人を子育てしながら、畑、米、味噌、麹、醤油、家を自分でつくる暮らしに挑戦する。また、協会という形に違和感を感じ、個性筆文字協会を解散。より人の挑戦が実現することを探求し、書道とコーチングを合わせたアート思考コーチングを開発。また、人が変わり切れない、やり遂げられない原因がわからず、心理技術家の元に弟子入りし、人間心理、言語心理学、催眠療法、NLP、の技術を学び、ビジョンシフトコーチング技術を探求し実践している。◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◆日にち 2020年6月13日(土)◆時 間 10時~12時◆定 員 15名◆会 費 ワークテラス佐久・どこでもイイトコ会員 無料 一般 1,000円 ※以下より事前決済お願いします。 https://www.paypal.com/cgi-bin/webscr?cmd=_s-xclick&hosted_button_id=K37ZL4ZLK7EGS◆場 所 オンライン ※zoomを使って行います。 ※フェイスブックメッセンジャーにてグループを作り、URLは事前にお伝えします。◆申し込み こちらのイベントページ参加ボタンをクリック◆主催 ワークテラス佐久◆共催 コワーキングiitoco!!