記事一覧

チャレンジングに切り開く二拠点居住
長野県の移住支援プログラム「おためしナガノ」を利用して、佐久市と東京の二拠点で暮らす谷口絵美さん。現在の暮らしや移住後に新しく取り組んでいる「移動する小さな観光農園」についてお話を伺いました。 山に囲まれた田舎暮らしで感じる幸福感 横浜に生まれ、東京で仕事をしていたこともあり、自分はずっと都会が好きなんだと思っていました。正直にいうと地方での田舎暮らしにはあまり興味がなくて。でも、今住んでいる佐久の祖母の家には、子供の頃から頻繁に訪れていて、夏には蓼科山や八ヶ岳で家族と登山をしていました。中高生の頃は登山から少し離れるのですが、大学生になって山岳部の友人とまた山に登るようになりました。登山の魅力を自分の中で再発見するうちに、あれ?私、都会が好きだと思っていたけどもしかしたら山も好きかも?と気が付いたことは移住の契機として大きかったですね。今はすっかり田舎が好き、佐久が好き。“自宅のドアから一歩外にでると山が見える”という最高の環境で暮らしています。 区の職員からプログラマーへ転身、フリーランスへ もともとは都内で区の職員として働いていました。しかし学生時代からプログラミングに興味があったので働きながらスクールに通い、技術を身に着けました。転職後は会社員として経験を積み、2年前にフリーランスのプログラマーとして独立しました。場所にとらわれずにハタラクことのできるITの仕事を持っていたことは、二拠点居住をスムースに始めることができた要因の一つだったと思います。 Photo:石田 諒 「おためしナガノ」を利用して長野と東京で二拠点居住 「おためしナガノ」という長野県が行っている、都内のIT関連事業者を誘致する公募に採択され、この制度を利用して佐久と東京の二拠点居住をスタートさせました。「おためしナガノ」では交通費の補助を受けることと、地域のコワーキングスペースを利用することができます。ここで、ワークテラス佐久を運営する江原さんや地域の方々とつながりを持てたことが、大きな収穫でした。県が行っている事業ということで地域の方にも比較的認知されており、「おためしナガノで来ています」とお話することで、受け入れていただきやすい環境がありました。二拠点居住のいいところは、いきなり完全に移住するわけでないので、新しい場所へ、最初は一週間ほど旅行に行く感覚で移動し、気軽に暮らし始めることができる点だと思います。でも、いまではすっかり佐久の暮らしが気に入ってしまい、年内には東京の拠点を引き払って佐久に完全移住する予定です。 日本のブルーベリー「アサマブドウ」の魅力を伝える事業 現在はプログラマーの仕事と「移動する小さな観光農園」の二つの仕事を持っています。プログラマーの仕事としては、東京で生まれた仕事を佐久内でもシェアしていきたいという目標があります。とくに佐久には女性でIT関連のお仕事をされている方々がまだ少ないので、コミュニティの中で仕事をシェアする機会や学ぶ機会を作っていけたらと思っています。もうひとつの「移動する小さな観光農園」は、車にブルーベリーの鉢を乗せて移動し、イベントや道の駅などで収穫体験をしていただくものです。この農園では“日本のブルーベリー”と呼ばれている「アサマブドウ」を味わっていただくことができます。アサマブドウはツツジ科スノキ属の高山植物で、正式名称はクロマメノキといいます。叔母の話では、昔は小諸にある浅間山に夜明け前に行って、野生のアサマブドウをみんなで収穫していたそうです。残念ながら、今は国立公園になっているので収穫には行けませんが、佐久ならではの味わいや風土を移動農園で再現したいと思っています。 移住のハードルを下げる“切り込み隊長“として 移住や多拠点居住にハードルを感じる方もいらっしゃると思いますが、私が実践することで「こんなことやっても大丈夫なんだ!」と感じてもらえるといいなと思っています。佐久移住の切り込み隊長的な役割が担えたらうれしいですね。悩んでいたり、迷っている方には、「まずは地域でいろいろなことを少しずつやってみるのがおすすめですよ」とお伝えしたいです。私が佐久暮らしを楽しんでいることが、移住のロールモデルのひとつになるように、山を登る時と同じチャレンジングな気持ちで切り込んでいきたいと思っています。

【みなかみ町・オンラインイベント】afterコロナ ワーケーション合宿の価値を探求しよう!
みなかみ町で、“ワーケーションの価値”について考えるオンラインイベントが開催されます。 本イベントはこんな方におすすめです◆ワーケーションに興味がある◆オンラインミーティングはもう飽きた◆仲間と顔を合わせて合宿したい みなさん「ワーケーション」をご存知ですか?ワーク(仕事) × バケーション(休暇)を組み合わせた造語で、観光地やリゾート地で休暇を取りながらテレワークする、今注目の働き方です。 今回は、地元みなかみ町のゲストスピーカーをお招きし、みなかみ町でのワーケーションを軸としたオフサイトミーティングや会議合宿の価値についてお話していきます。 ◎ゲストスピーカー神崎 憲一さん塾講師/ワーケーションコーディネーター群馬県みなかみの自然環境に魅せられ、都市部との2拠点生活やワーケーション、テレワークに取り組みながら、新しい働き方・ライフスタイルを実践して充実した生活を送る。また、地方のスペースを活用し、仲間とのワーケーション合宿なども開催する。現在では、ワーケーションを広める活動を通じ、みなかみ町の地域資源活用したワーケーション企画・オフサイトミーティング合宿企画のコーディネートを行う。 ◆日時:2020年7月1日(水)20:00〜21:00 ※出入り自由 ◆場所:オンラインzoom、Facebook生配信 【参加方法1】オンラインミーティングに直接の参加 希望の場合は、下記応募フォームよりごご予約ください。 詳細は追ってご連絡いたします。 【参加方法2】Facebook生配信視聴本Facebookでトークセッションを生配信いたします。閲覧・コメント自由ですので、ぜひご覧ください。※zoomとFacebookの連動テスト中です。 ※ご不明点・ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。 新時代の働き方ワーケーションで一緒に豊かな未来を模索しましょう‼️

【佐久市・アウトドアコワーキング】望月高原牧場でアウトドアコワーキングを開催
6月23日(火)~24日(木)に、佐久市の望月高原牧場でアウトドアコワーキングが開催されます。 場所は、浅間山を見下ろす望月高原牧場。開放的な自然環境の中で佐久地域内外を問わず、自らの意思で活動している人が集まりコワーキングを行う予定です。夕食は39Barさんご協力のもと、地元素材を地域のシェフの皆さんにコワーキングして創っていただいき、料理やお酒と共に交流を深めます。 強引に何かを決定したり、具体的に強制的にプロジェクトを生み出すという場ではありません。しかし、何かしら意思をもって集まってくれた皆さん同士でのダイアログは、新しい気づきや、協働につながる可能性が高いと、経験則的に感じています。 そんな出会いの場を、望月高原牧場に出現させます。 ピンっと来た方、ぜひご参加ください。 ◆日程 2020年6月23日(火)・24日(水) ◆スケジュール 6月23日(火) 14:00~14:30 チェックイン(各自お集まりください) 14:30~17:00 概要説明、自己紹介、アウトドアコワーキング (緩く対話をしましょう) 17:00~20:00 39Barの食事をいただきながら交流会 (※39Barの皆さんも一緒に)※宿泊施設はありませんが、テントを設営します。 泊まれる方は泊まっていただいてOKです。 詳細は以下「その他」ご覧ください。 6月24日(水) モーニングコーヒーをいただきながら雑談。 自由時間。 お昼くらいには片づけをして撤収。 ◆場所 望月高原牧場◆定員 15名◆参加費 5,000円(食事代、ドリンク代込) ◆参加方法 こちらのフェイスブックページの参加ボタンをクリックお願いします。 メッセンジャーにてこちらからご連絡を差し上げご返信いただき、 正式にお申し込みとなります。 ◆その他・宿泊施設はありませんが、テントを設営します。 →宿泊ご希望の方は、お申し込み後メッセンジャーで詳細をお伝えします。 それからご判断いただいても構いません。 寝袋等の寝具関係備品はご持参お願いします。 ・途中参加途中退場OKですが、可能あれば23日の14時からのチェックイン~夕 方の交流会はご参加いただけると幸いです。 ※昨年は内山牧場キャンプ場で開催しました。参考までに以下動画を張り付けておきます。https://youtu.be/iz12qnaV5pY ◆主催 SAKUSAKUSAKK◆協力 39Barの皆さん

【みなかみ町・相談会】オンライン移住相談会
みなかみ町で移住希望者と町の担当者を結ぶオンライン移住相談会が開催されます。 相談会日程 6月17日(水) 15:00~17:006月18日(木) 15:00~17:006月19日(金) 15:00~17:006月20日(土) 15:00~17:00 【お申込み先】下記リンク(Googleフォーム)より入力くださいhttps://forms.gle/niceNMkqEe98g4BN6 【相談対応者】みなかみ町役場総合戦略課 中山(なかやま) ×一般社団法人FLAP 代表理事 鈴木(すずき)...地域おこし協力隊OB ▼みなかみ町で仕事をつくる、FLAPとは?https://www.minakami.work/ 【ご予約~当日までの流れ】WEB 会議システム「ZOOM」を使用します。① 相談希望日時の3日前までにお申込み② 担当者が予約の空きを確認し、相談希望者様に時刻、ZOOM のURL、ID、パスワードをメールでお知らせ③ 当日は受付時間になりましたらURL(メールに記載)をクリックし、相談開始※PC、スマートフォン、タブレットからご参加可能です。※事前に「ZOOM」アプリケーションのインストール・設定をお願い致します。

子供たちの自然を受け継ぐ意思を育む
2018年に千葉県から群馬県みなかみ町に移住した神崎憲一さん。みなかみ町での約一年半を過ごした今、暮らしの中にある楽しみや、ハタラク意識の変化についてお話を伺いました。 「毎日迎える朝が変わった」みなかみ町での暮らし 移住して一番変わったことは、毎日迎える朝の心地よさですね。僕の家は小高い丘の上にあって、町が一望できる場所にあるのですが、朝、窓を開けたときの景色や空気がこれまでの暮らしとは全く違います。気持ちのいい朝を迎えられるとその日一日のコンディションも違います。テレワークセンターMINAKAMIのコワーキングスペースを借りて仕事をしているのですが、自宅から車で10分程の移動中も町の景色を眺めることでリフレッシュする時間になっています。 みなかみ町を知ってから1年で移住 ある時、偶然メールでみなかみ町のイベントがあることを知りました。その日はたまたま会場の近くで別の予定があったので、なんとなく参加して話を聞いて「なかなかよさそうだな」と感じました。初めて町を訪れたのは雪の季節です。よく晴れた日で、一ノ倉沢を望む素晴らしい眺望の場所に案内してもらいました。その景色や町の空気感に惹かれて、みなかみ町に通い始めるようになりました。通い始めて5回目に、農泊をさせて頂いたのが最終的な決め手となり、町を知ってから1年後には移住しました。それまで田舎暮らしには全く興味がなかったのですが、みなかみ町にはなぜかとても惹かれるものがありました。ヒトとの出会いもよかったですし、同じ頃に県内の予備校の仕事に誘われるなど、さまざまな縁がタイミングよくつながったことも大きかったですね。 さまざまな子供たちを教育でサポート 現在はフリーランスで子供たちの教育に関わる仕事をしています。大学時代から塾の講師として忙しく働き、30歳を過ぎた頃には管理職になっていて、子供たちを教える現場から遠ざかっていました。子供たちに教えることは予測不能な部分も含めてとても楽しいものです。「やはり現場に戻ろう」と勤めていた塾を退職しました。今は、フリーランスの講師として塾で教えたり、家からでられない子供たちの学習支援を行うようになりました。 子供たちが伸びやかに笑える「サードプレイス」をつくる 将来的には、子供たちが安心して、笑って、走って過ごせる場所をつくりたいと思っています。子供の時にのびのびと過ごした経験は大人になっても生きてくると思うんですよね。転がり落ちてきたら受け止めるから、行っておいでと子供たちにいえる場所。僕が通っていた中学校は先生方が非常におおらかで「こういうことをやってみたい」というと「じゃあ、どうなるか自分たちでやってごらん」と自由にやらせてくれたんですね。そういう原体験があるので、箱の中に閉じ込めるのではなく、子供たちが自由に挑戦できる“子供たちの居場所”“子供たちのためのサードプレイス”を作りたいと思っています。 https://www.youtube.com/watch?v=YCFy1WGTsfg 子供たちにも伝えたい、みなかみ町の自然環境を受け継ぐこと みなかみ町に来て、時間に追われる感覚がなくなりました。「これをしなきゃ、あれをしなきゃ」というよりも、「明日は一ノ倉沢までハイキングだから、これをやっておこう」という感じのメリハリに変わりました。先日も朝6時から7時までカヌーに乗って、その後に仕事をしました。みなかみ町では自然と暮らしとハタラクが隣り合わせです。こうした暮らしを経験したからこそ、この町の自然環境は受け継いでいかなければならないものだと感じています。教育を通して関わりながら、この自然を大事に受け継いでいこうという子供たちの意思を育んでいくことができればいいなと思っています。「何にもないけど、何でもある」それがみなかみ町ですね。

【田村市・募集】一緒にまちづくりをしてくれる仲間を募集
この度、福島県田村市では、「移住定住促進・関係人口づくり」「空き家問題の解決業務」「地域商材の開発・販路開拓」等、地域おこし活動に意欲ある、「田村市地域おこし協力隊(地域振興型)」の隊員を募集いたします。 → 移住定住促進・関係人口づくりに興味のある方→空き家問題の解決に興味のある方 →地域商材の開発・販路開拓に興味のある方 地域のために何かしたいという想い、最後までやり遂げる責任感、自らの意思で新しい道を切り開いていく推進力のある方を募集します。 詳細はこちらから

【佐久市・オンラインイベント】今だからこそローカルに居場所をつくる☆7年間半農半エックス暮し実践者と考える次の時代の生き方
「7年間半農半X暮し実践者と考える次の時代の生き方」 ▶▶▶こんな方にお勧めなイベントです◀◀◀☑ 今回のコロナ禍で都市以外の地方にも居場所を持ちたいと思った方☑ 半農半Xの実践者に、良い面はもちろん、大変な面も聞いてみたい方☑ 都会在住、地方在住にかかわらず暮らしの中に農を取り入れたいと思っている方☑ 自分の今の働き方に疑問があり、模索している方☑ 京都府綾部市または長野県佐久地域とつながりを持ちたい方☑ 都会や地方で積極的に活動している仲間を増やしたい方 etc▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶ゲリラ豪雨、パンデミック、世界恐慌。近年、日本はおろか世界において未曾有の事態が次々起こっています。2020年。私たちは強制変化をパンデミックによって余儀なくされました。アフターコロナの時がきたら、あなたは前と同じ世界が待ってると思いますか?コロナ騒動となって数カ月。121人の人に今の悩みや課題を聞きました。その結果、人々の中に3つのSがあることがわかりました。話せない(Speak)、見えない(See)、動けない(Shift)。思ったことを言えず、未来が見えなくて、変化が怖くて動けない。あなたはどうですか?はじめまして。草刈正年と申します。僕は、3.11から1年後。千葉の市川から家族で京都の綾部に移住。都会暮らしから田舎暮らしに移り、田んぼ、畑、家作り、子育てをしながら、書道アーティスト、講師、コーチとして半農半Xの暮しを7年間してきました。現在は子供3人の5人家族で、あまりコロナに影響を受けず暮しています。「都会からなぜ田舎に移住したのか?」「自給自足の暮しはぶっちゃけどうなのか?」「田舎での仕事や経済活動はどうやっているのか?」「都会も田舎も経験した観点から、これからの時代の生き方はどう考えるのか?」3Sの課題を動かすため、上記を講演だけではなく、話して、見て、動けるを作る、講演+ワークショップ形式で話をさせてもらいます。見えない未来を見える化し、この日から少しでも変化と動きが生まれる、そんなきかっけを作らせてもらいます。 ◆タイムスケジュール 10:00~10:10 オープニング(ワークテラス佐久の紹介、本日の趣旨説明)10:10~11:30 草刈さんのお話&ワークショップ トークを聞きながらみんなで一緒に考えるスタイルです。11:30~12:00 草刈(京都綾部)×江原(長野佐久)×みなさんでダイアログ 長野県佐久地域でも0.2農0.8X的なライフスタイルを提案し始めています。 その状況をお話しさせてたいだき、皆さん行動に一つでもつながるようにダイアログして終了します。 ◆ゲストスピーカープロフィール 草刈正年(くさかりまさとし)さん京都府綾部市在住ビジョンシフトコーチ/やりがい創造専門家『停滞起業家再活性』をテーマに、言語心理学とアート思考を使い『停滞起業家が再活性して、仕事にやりがいと実現を作る』ビジョンシフトをお伝えしてます。法政大学工学部卒業後、5000人規模の大手IT企業にてシステムエンジニアを経験。しかし、入社後3年目で激務によりパニック症になり退職。その後、人生を変える決意を持って30か国世界一周1人旅に挑戦し達成。帰国後、言葉で人を元気にしたい一心に、新宿の路上に座り、路上詩人となる。今まで総計1万人以上の人に即興で言葉を届ける。その後、言葉で人を元気にできるようになる個性筆教室を1000人以上に教え、個性筆文字協会を立ち上げて全国に約80人近くの講師を養成してきた。また、千葉の市川に農業体験施設「つくるんだ村」を作ったり、2011年の震災をきっかけに家族で移住を決意。京都府綾部市の限界集落に引越し、子供3人を子育てしながら、畑、米、味噌、麹、醤油、家を自分でつくる暮らしに挑戦する。また、協会という形に違和感を感じ、個性筆文字協会を解散。より人の挑戦が実現することを探求し、書道とコーチングを合わせたアート思考コーチングを開発。また、人が変わり切れない、やり遂げられない原因がわからず、心理技術家の元に弟子入りし、人間心理、言語心理学、催眠療法、NLP、の技術を学び、ビジョンシフトコーチング技術を探求し実践している。◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◀◆日にち 2020年6月13日(土)◆時 間 10時~12時◆定 員 15名◆会 費 ワークテラス佐久・どこでもイイトコ会員 無料 一般 1,000円 ※以下より事前決済お願いします。 https://www.paypal.com/cgi-bin/webscr?cmd=_s-xclick&hosted_button_id=K37ZL4ZLK7EGS◆場 所 オンライン ※zoomを使って行います。 ※フェイスブックメッセンジャーにてグループを作り、URLは事前にお伝えします。◆申し込み こちらのイベントページ参加ボタンをクリック◆主催 ワークテラス佐久◆共催 コワーキングiitoco!!

ヒトが豊かに生きるインフラを創る
長野県佐久市にあるワークテラス佐久を拠点に、コワーキングという働き方でコミュニティや居場所づくりに取り組んでいる江原政文さんにお話を伺いました。 フラットな人間関係が成り立つ、コワーキングの面白さ 僕は佐久市出身です。大学進学で松本市に行き、そのまま就職して15年ほど住んでいましたが、5年ほど前に会社を辞めて、佐久市に戻ってきました。そのころ長野県内にコワーキングスペースができて、出入りするうちにコワーキングの面白さに気がつきました。フラットな人間関係の中で、ふっとプロジェクトが立ち上がったりする感じが面白かったんですね。そこで4年前に、自分でも佐久市内でコワーキングスペースを始めました。建物の関係でその場所を離れなくてはならないとなった時に、ワークテラス佐久が立ち上がることになり、いまはこの場所でコワーキングスペースを運営しています。 みんなで耕しみんなで創る「うちやまコミュニティ農園」 昨年は、内山地区にコミュニティ農園をつくりました。区画貸しの農園ではなく、みんなで耕して、みんなで創る。コミュニティで「農」することを目的にしています。耕作放棄地の問題や、農業についての学びや承継の意味合いもありますが、農を通して「もうひとつの居場所」をつくることもできています。参加者は職業もばらばらですし、県外から通っている人もいます。ここにもコワーキングの概念が当てはまるのではないかな、と思っています。 ヒトが豊かに生きるインフラと内在するコミュニティ 僕は、ヒトが豊かに生きるインフラを創りたいなと思っています。豊かに生きるとはどういうことか? を考えると、マズローの「欲求5段階説」みたいなものが満たされている状態かな、と思っています。農園があることで、生理的欲求や安全欲求が満たされ、居場所があることで社会的欲求が満たされる。コワーキングが夢を実現する場であれば、尊厳欲求や自己実現欲求が満たされる。そういう両輪を創っていきたいですね。大人になってもチャレンジする人がたくさんいる地域は楽しくなると思います。魅力的な大人が交差する場所としてコワーキングスペースがあり、その中にいい距離間のゆるやなかコミュニティがあることが、豊かに行きるインフラではないかと思っています。 都市部からのチャレンジとローカルコミュニティの可能性 佐久市のこれからについては、都市部からチャレンジしにくる方とローカルコミュニティをつなぐことで、面白いかかわりが生まれるサポートをしていきたいと思っています。佐久市ではコワーキングスペースでの仕事を持ちながら農業や林業に関わる暮らしも実現可能なのです。コミュニティを開いて多様な未来を皆さんと創っていきたいですね。

暮らしの中で、遊んでハタラクお手伝い
群馬県・みなかみ町にあるテレワークセンターMINAKAMIを拠点に、地域での起業や移住にチャレンジする方のお手伝いをしている鈴木さんにお話を伺いました。 山のある暮らしを求めて大阪からみなかみへ 出身は大阪です。もともとスキーやスノーボードが好きで、山のある暮らしをしてみたいと思っていました。妻と結婚してから、まず長野県の小諸に移住し、その後に地域おこし協力隊としてみなかみ町に来ました。3年経ったいまは、地域資源を活かした起業や地域活動などローカルベンチャーに取り組みたい方の支援を行う、一般社団法人FLAPを立ち上げました。また、町の観光業や地域事業者さんのWEBマーケティングや広報のお手伝いをしています。 町中を遊びつくす! みなかみ町での暮らし 利根利根川の源流域にあるみなかみ町は何といっても水がおいしい! 野菜も直売所で安く購入することもできますし、町内には温泉が多数点在しています。また、ウインタースポーツはもとより、カヌーやサップ、キャニオニング、ラフティングなども楽しむことできます。一年を通して町中でさまざまな遊びを楽しむことができることは、僕にとっては大きな魅力ですね。また、車で隣町にいけばファーストフード店やドラッグストアなどもあり、思いのほか便利です。僕がが住むエリアは雪も少ないので、想像されるよりも生活はしやすいですよ。 家族に合った暮らし方が模索できる二段階移住 大阪時代には結婚していたので、妻と一緒に移住をしています。その間に子供も二人生まれました。今振り返ると、いきなり本格的な田舎暮らしに飛び混まず、やや都市部の小諸を経たあとに、より自然の多いみなかみ町と段階を経て移住したことは家族の負担を考えるとよかったのかもしれませんね。 役割はみなかみ町で「ハタラクヒト」の背中を押して いまは、みなかみ町のローカルチャレンジサポート事業として、みなかみ町の資源を生かして、地域で活躍してくれる人たちのお手伝いをしています。「こんなことをやってみたい!」というプレイヤーの想いを聞き、必要な場所や協力者の紹介など起業に必要なみなかみの町の資源や人材と接続するお手伝いをしています。どんな形でも「なにかをやりたい!はじめたい!」というプレイヤーの想いを大切にして伴走し、地域で活躍できる場所を一緒に創り上げています。 「ヨソモノ」を受け入れてくれるチャレンジしやすい地域 みなかみ町はもともとアウトドアなどに従事する移住者の方も多く、いわゆる「ヨソモノ」を受け入れてもらいやすい雰囲気があります。何かを始めたいという気持ちが起こったら、まずは僕たちにご連絡ください。みなかみ町でその想いを実現させるために、僕たちも一緒に一緒に走ります!

幸せに生きていくためのハタラクを考える
福島県・田村市にあるテラス石森を運営し、地域に集うヒトとハタラク価値や魅力づくりを行っている、久保田さんにお話を伺いました。 震災で考え直した、自分の生き方働き方 僕は田村市の出身です。デザインを仕事にしたいと思っていたので、郡山の専門学校に進学し、卒業後に広告代理店に就職。デザイナーとして13年程働いていました。仕事を続けていく中で、震災を経験し、これまでの働き方に疑問がわいてきました。40代、50代と年を重ねていく中で、どう働いていどう生きていくのか考えるようになったんですね。そのうちに一つの答えとして「地元で働きたい」「地元に新しい仕事を作りたい」と思うようになりました。ちょうどその時に、テラス石森を運営する人材を探しているという話を聞き、「これだ!」と感じたので引き受けることにしました。 テラス石森に集まるヒトと共に いざ運営を始めてみると、テラス石森にはとてもユニークな人たちが集まってきてます。企業の方や起業家の方、副業の方など多様です。集まってきたヒトたちがつながることで、新しい事業も次々に生まれています。最近では田村市の魅力を再発見する事業も進めています。田村市に当たり前にあるものが、実は外から見たら魅力的なものなんじゃないかな、と思って。特産品や名物品の企画開発が進んでいます。この事業はぜひいろんな方から意見をいただいて一緒に創り上げていきたいですね。 地域や地元でハタラク価値 豊かに生きていくことを考えてみると、お金だけではないのかなとも思います。場合によってはお金で苦しくなってしまうこともあるので。物々交換やお互いの得意を交換しあうことも、自分がハタラクことで、生みだせる価値なのではないかと思っています。地域では、お金以外のこうした価値が生活を下支えしてくれることもあるので、少しくらい収入が減っても暮らしていける。こういうことが豊かに生きることにつながるのかなと思っています。 子供たちがハタラクを学ぶ場として 自分の経験から感じていることなのですが、地域は都市部に比べて、子供たちがさまざまな意味で学んだり経験したりする機会が圧倒的に少ないと思います。そのため、今後はテラス石森を教育拠点にもしていきたいという希望があります。小さな子供もそうですが、中高生くらいの子供たちが職業体験をする場としても活用していきたいですね。テラス石森に集まっている多彩な企業や起業家を知ることで、子供たちの職業感も広がるでしょうし、将来の選択肢も増えるのではないでしょうか。 大切なものを大切にしてハタラクために ヒトの働き方にはその時々によって大切にしたいものがあって、それはライフステージによって変化していくと思います。その時に大切にしたいものを大切にしながら働いていくことを僕たちは実現したいと思っています。テラス石森では自分を大切にしながらハタラクことが可能です。新しい挑戦をする場と仲間が待っています。