Tamura ヒトハタ
Facebook Twitter

Saku

長野県の東部の佐久市へは、東京から北陸新幹線で75分。日本でも珍しい標高700メートルにある高原都市は、浅間山連邦、八ヶ岳、荒船山に囲まれた佐久平の中心に位置しています。気候は晴天率が高く、降水量、積雪量は少なめ。この気候特性は「星の町」と呼ばれるほど澄んだ空を生みだし、宇宙観測に適しているといる理由から、JAXAの臼田空間観測所をはじめとする天文観測所も集まっています。また、豊かな食も佐久の魅力。高原地帯の寒暖差が生む地元野菜には定評があり、多くのシェフが移住してレストランを開いています。さらに、水にも恵まれ、どこでもおいしい水を飲むことができます。

地域コンシェルジュ

地域コンシェルジュは、地域で暮らすエキスパート。あなたが地域で活躍するための、一番の協力者です。どんなことでもご相談ください。

SAKU

江原政文

日本でも珍しい高原都市の佐久市には、豊かな水に育まれた食文化と、風土に裏付けられたクラフトマンシップが息づいています。それぞれの魅力を接続していきましょう。

電車では北陸新幹線で東京から75分。車では上越自動車道で練馬I.C.から佐久I.C.まで約2時間。

ワークテラス佐久

長野県佐久市中込2336-1

佐久市にあるのはどこまでも広がる空。その向こうにたたずむ山々。町を流れる川の恵み。
夜空にあふれる数々の星。なんにもないけど、なんでもある町。佐久市には、悠久の太古から連綿と続くヒトの営みを感じる。山々に畏敬の念を抱きながら、自然の恩恵を受け、こつこつと生きていた人の気配を感じる。こつこつと、丁寧に紡いできた暮らしは今にもつながっている。野菜を育て、湧き出る水を守り、町の暮らしと豊かな自然が隣り合わせに存在している。町のヒトも自らの手を動かし暮らしを創るヒトが多い。野菜や料理、クラフトなど、この町に連綿と続いてきた息吹を守る様にして、自分の身体性の中で暮らしが表現されている。

佐久市の魅力の一つは、都市の暮らしを営みながら、農に近い暮らしも実現できること。新しい暮らしをはじめるには、うってつけの土地だ。新幹線や車の移動で他県や都市部へのアクセスがいい一方で、少し自然に分け入れば畑を持ち農のある暮らしを営むこともできる。暮らしながら、通いながら半農半業を実現できる距離間が佐久市にはある。食やモノづくりを生業とするヒトが多いのも町のもう一つの魅力。ケーキの町とも呼ばれ、食べ比べができるほど洋菓子店がある。素材にこだわりのあるシェフが営むレストランも多い。また工房を持ちモノづくりするヒトもいる。暮らすヒトが自分の人生を自分で描き続けることができる、それがこの町の大きな魅力だ。