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2021年2月26日

TAMURA

【オンライン農業イベント】農業と、カフェで生きてます。

震災をきっかけにご家族で「農家カフェ」を開業した福島県田村市の農家さんが、開業にかける想いや農業との両立についてなどのリアルな声をお届けする、無料のオンライントークイベントが開催されます!こんな方におすすめです●農業をしながら田舎暮らしをしてみたい!●自分が育てた野菜を使ったメニューでカフェが開きたい●農家として販路を広げたいが、どのようにコミュニティを広げれば良いの?「農家になりたい」「カフェを経営したい」という方は是非ご参加いただきたいイベントです!「農業」と「カフェ」の両立はどのよう行っているのか、楽しさだけでなくお金の面や大変さなどリアルな声をお届けします。 イベント後、アンケートにお答えくださった方にはもれなく田村市産品をプレゼント。参加費無料!ぜひお気軽にお申込みください。 【 イベント詳細 】 ■日 時:2021年2月26日(金)18:30〜19:30■参加方法:オンライン(zoom)※受付完了後、イベント当日に必要な参加URLをお送りいたします。■定 員:なし■参加費:無料■内 容:「農業×カフェ」という働き方についてお話していただきます。 ≪トークテーマ≫ ・カフェ開業を決意するまでの家族みんなのそれぞれの想い・地元農家の協力を得られるまでと、新規顧客開拓のために行ったこと(イベント開催や口コミ、SNS活用法など)・農業に対する想いと、カフェ運営の楽しさ・大変さ(お金の面や休暇について)etc… ■ゲスト 「農家カフェ えすぺり」 大河原一家(母:多津子氏/息子:海氏)大河原一家は、農業歴30年余の両親(母:多津子氏)と息子夫婦(海氏)が農業を行いつつ、農家カフェ「えすぺり」を運営している。震災前までは、主に地元の顧客に向け野菜を直接配達するスタイルを取っていたが、震災をきっかけにこれまでの販路が大幅に減少。逆境に立ち向かい販売スタイルを一転するために奮起し、2012年から全国各地への配送をスタートし、SNSを活用することで販路を拡大させてきた。また、翌年2013年に農家カフェ「えすぺり」を開業した。カフェ内では、大河原一家や地元農家の野菜や果物をふんだんに使った体に優しいメニューの提供と、その他青果物やパンなどの加工品の販売も行っている。その他にもライブ、おやこ人形劇、ヨガなど、様々なイベントも不定期で開催している。 申込方法 下記の申込フォームより、必要事項をご入力ください。→https://forms.gle/3iaJRg63b18QBJuX7■主催:田村市■問合せ先:一般社団法人Switch(運営事務局)電話:0247-61-7575(受付時間:平日10時~18時)メール:info@switch-terrace.com

2021年2月24日

TAMURA

【オンライン農業イベント】意外と知らない「農家の日常」

農業体験の受入先農家と繋がるきっかけに 年間を通じた農家のお仕事内容が詳しく聞けるイベントです。実際に、春先から夏にかけてお手伝いに来ていただける方も大歓迎「農業体験がしたい」「農家になりたい」とお考えの方に向けて、福島県田村市で実際に農業体験を受け入れている農家さんとのつながりが持てる、そして農家の「おしごと」を教えてもらえる無料のオンライントークイベントを開催します。こんな方におススメです♪●農業に興味があり、田舎での暮らしを考えている●農家の仕事内容や、日毎・年単位のタイムスケジュールも詳しく知りたい●自然が豊かな場所で農業体験がしてみたい!農家の仕事は種の買い付け、苗の定植、草取り、収穫した野菜の袋詰めや経営管理など多岐に渡ります。特に春先から夏にかけては、いくら人手があっても足りないくらいの繁忙期となるため、一緒にお手伝いをしていただける方の力が必要です。このイベントをきっかけに、今後実際に農業体験にお越しいただくことも大歓迎です♪(ご希望の方は後日対応いたします)参加費無料ですので、ぜひお気軽にご参加ください!イベント後、アンケートにお答えくださった方にはもれなく田村市産品をプレゼント♪ 【 イベント詳細 】 ■日 時:2021年2月19日(金)・24日(水) 18:30〜19:30■参加方法:オンライン(Zoom)※受付完了後、イベント当日に必要な参加URLをお送りいたします。■定 員:なし■参加費:無料■内 容:農家の「おしごと」についてお話していただきます。 ≪トークテーマ≫ ・農家の年間スケジュールについて(季節ごとの仕事内容や休暇など)・体を動かすこと以外に、事務仕事はどんなことをするの?(経営計画の立て方、仕入・売価管理など)・販路先の種類や手段について(JA、市場、ネット販売など)・田村市で農業を始めるにはどんな作物がおすすめ?土地はどうしたら良い? etc… ゲスト 齋藤英憲氏(齋藤農園)前職は会社員をしていたが、実家の農家を継ぐため2001年5月に就農。所有している畑は、田村市の中でも標高の高い移ヶ岳の麓に位置し、寒暖差のある気候を活かし、主にトマトやブロッコリー、ねぎなどを栽培している。市場への出荷に加え、地元の若手農業団体である「アグリクリエイターズたむら」に所属し、地元の方と触れ合えるマルシェにて野菜の直売も行っている。(春〜秋のみ開催)佐久間 耕栄氏(たむら さくま農園)これから無くならない職業は何かと考えた時、当時、親が営んでいる農業ではないかと気付き、前職を51歳で退職し、農業に転身。「自分で食べて美味しいと思える野菜を追求する」をモットーに、主にピーマンやブロッコリー、なすなど様々な野菜を栽培している。チャレンジと試行錯誤を繰り返しながら、納得できる野菜を育てて行きたいという思いで日々農業に励んでいる。 申込方法 下記の申込フォームより、必要事項をご入力ください。https://forms.gle/a6odwVWP8juqXAdS7■主催:田村市■問合せ先:一般社団法人Switch(運営事務局)電話:0247-61-7575(受付時間:平日10時~18時)メール:info@switch-terrace.com 表示を縮小

2021年2月17日

TAMURA

オンライン林業イベント@Zoom「木こりという生き方」

福島県田村市の「木こり」こと林業従事者が、自然の中で働く「林業」の魅力や「木こり」になるための方法などをお伝えする無料のオンライントークイベントを開催されます。こんな方におススメです♪●第一次産業に興味があり、手に職を付けたい●自然の中で働きたい!田舎暮らしだからこそできる仕事がしたい●「林業」ってどんなお仕事をしているのか知りたい自然の中で働く第一次産業といえば、農業をイメージされる方も多いかもしれませんが、今回は長年「木こり」として活躍しているゲストの生き様を通じて、「林業」の魅力と可能性に迫ります!そもそも「林業」ってどんな仕事?田村市で就林するとどんな生活になるの?といった疑問にお答えします。イベント後、アンケートにお答えくださった方にはもれなく田村市産品をプレゼント♪参加費無料ですので、ぜひお気軽にお申込みください。【 イベント詳細 】■日 時:2021年2月5日(金)・17日(水) 18:30〜19:30■参加方法:オンライン(zoom)※受付完了後、イベント当日に必要な参加URLをお送りいたします。■定 員:なし■参加費:無料■内 容:福島県田村市の木こり(林業従事者)から「林業」についてお話いただきます。≪トークテーマ≫・なぜ林業の仕事を選んだの?・林業ってどんな仕事?魅力は?・就林するには資格が必要なの?どうすれば木こりになれる? etc…■ゲスト・桑原 直人氏(フォレストクリエイト桑原 代表)林業の担い手育成を目的とした助成制度「緑の雇用」(※)を活用し、20歳から林業に従事し、今年で18年目に突入。2016年11月に独立し、現在は森林を所有する個人からの委託業務を中心に、調査業務から、伐木、搬出、丸太運材、特殊伐採も行っている。「とにかく林業が好き」という想いで、楽しみながら仕事に向き合い続けたことで、”木こり”が生活の一部となった。「林業を通して学んだことを関わった人達へアウトプットしていくこと」を人生のテーマとして掲げている。・吉田 智喜氏(よしだ森林サービス 代表)2004年に大学を卒業後、「自然に関わる仕事がしたい」との想いから、桑原氏と同様「緑の雇用」を活用し、同年4月に福島県の田村森林組合に現場作業班員として入組。桑原氏とは、同期として互いに切磋琢磨し、森林整備関係の事務や、林業の公共事業の現場責任者も務め上げ、17年の勤務を経て独立を果たす。「森林と向き合う生き方」をモットーに、森林の伐採や整備作業、調査業務に従事している。 (※)緑の雇用制度とは?https://www.ringyou.net/guide/■申込方法:下記の申込フォームより、必要事項をご入力ください。https://forms.gle/H6Yk6NMVi9qPiHTk6■主催:田村市■運営:一般社団法人Switch■問合せ先:一般社団法人Switch(運営事務局)電話:0247-61-7575(受付時間:平日10時~18時)メール:info@switch-terrace.com

2021年2月12日

TAMURA

【第2回目】Uターン就農者に聞く!「帰ってみてどうですか?」

農業や田舎の生活に興味をお持ちの皆様に向けて、福島県田村市のUターン就農者が、都会暮らしも経験しているからこそ話せる田舎生活の「魅力」と「リアル」をお伝えする無料のオンライントークイベントを開催されます!こんな方におススメです♪●田舎暮らしをしてみたい!●農業や林業など、自然の中で働きたい!●地元(田舎)に帰ろうか悩んでいる「なぜ便利な“都会”ではなく“田舎”生活を選び、農家の道を歩み始めたのか」その理由が、田舎生活を考えているあなたのヒントになるかもしれません。地元を離れた時のこと、地元に帰ろうと決意した時のこと、農家として働く楽しさ、辛さ…ありのままの田舎生活をUターン就農者2人が語ります。イベント後、アンケートにお答えくださった方にはもれなく田村市産品をプレゼント♪参加費無料!ぜひお気軽にお申込みください。【 イベント詳細 】■日 時:2021年2月3日(水)・12日(金) 18:30〜19:30■参加方法:オンライン(zoom)※受付完了後、イベント当日に必要な参加URLをお送りいたします。■定 員:なし■参加費:無料■内 容:Uターン就農者お二人に、福島県田村市での田舎生活についてお話していただきます。≪トークテーマ≫・なぜ都会に出て、なぜ田舎に戻ったの?・田舎に戻ってどんな生活をしている?・農家の楽しさと苦労話 etc… ご参加の皆さまからの疑問にもお答えします!■ゲスト:・渡辺 浩延氏(新規就農4年目:小松菜農家)東京では飲食店で働いていたが、農業に興味を持っていたこともあり実家に戻るタイミングで就農。・白岩 洋氏(新規就農2年目:ミニトマト農家)東京でのサラリーマン時代を経て、実家が元々たばこ農家で農地や機具が揃っていたことや、就農までの支援制度があることから、農業の世界へ。■申込方法:下記の申込フォームより、必要事項をご入力ください。https://forms.gle/grY59oLABNa3MV5X8■主催:田村市  ■運営:一般社団法人Switch■問合せ先:一般社団法人Switch(運営事務局)電話:0247-61-7575(受付時間:平日10時~18時)メール:info@switch-terrace.com

2021年2月10日

TAMURA

福島県田村市の農業3年目女子と語る アグリ女子会@Zoom

福島県田村市で前職OLから新規就農を果たしたゲストの姉妹が、田舎暮らしや農業に興味をお持ちの参加者とともに「女性ならではの農業のカタチ」を語り合う、無料のオンライントークイベントが開催されます。 こんな方におススメです♪●田舎暮らしや農業をしてみたい●農業に興味はあるけど、女性だけで始めるのは不安・・・●アグリ女子の輪を広げ、地域枠を飛び越えて農業の話ができる仲間が欲しい!二人三脚で活躍されているミニトマト農家の姉妹が、「女性でも続けられる農業」「女性だからこそできる農業」について語ります!農業未経験からのスタートや肉体労働などの苦労もありながらも、農業にやりがいや楽しさを見出す姉妹のパワー溢れる魅力に触れてみてください。ぜひ全国各地の参加者と一緒に、農業について楽しく語り合いませんか?イベント後、アンケートにお答えくださった方にはもれなく田村市産品をプレゼント♪参加費無料!ぜひお気軽にお申込みください。【 イベント詳細 】■日 時:2021年2月10日(水)18:30〜19:30■参加方法:オンライン(zoom)※受付完了後、イベント当日に必要な参加URLをお送りいたします。■対 象:田舎暮らしや農業に興味をお持ちの女性(男性の参加もO K)■定 員:なし■参加費:無料■内 容:ミニトマト農家を営む姉妹が「女性ならではの農業のカタチ」についてお話しします。≪トークテーマ≫・なぜ農家を始めたの?・女性だから感じる農業の「楽しさ」と「大変さ」・「女性ならではの農業のカタチ」とは? etc…■ゲスト:株式会社GREEN for TABLE過足幸恵氏、富塚あゆみ氏前職は地元でOLとして働いていたが、実家が兼業農家であり父から農場視察に誘われたことがきっかけで姉妹揃っての就農を決意。現在は就農3年目となり、「女性でも続けられる農業、そして女性だからこそ出来る農業のカタチ」を目指し、市場での販売以外にも自社のハウスで直売も行っている。食卓に彩りある美味しいミニトマトを届けるため日々奮闘中。■申込方法:下記の申込フォームより、必要事項をご入力ください。https://forms.gle/AmgjziAaj6v4Ff7W6■主催:田村市■運営:一般社団法人Switch■問合せ先:一般社団法人Switch(運営事務局)電話:0247-61-7575(受付時間:平日10時~18時)メール:info@switch-terrace.com

2021年3月20日

MINAKAMI

<ビジネスパートナー募集!>自然豊かな観光地・みなかみのカフェレストランを未来の経営者として盛り上げませんか!

都内から近く自然観光で人気のみなかみ町は年間入込数300万人を超える町です。そのみなかみ町の温泉街に程近い立地で人気のカフェレストラン・亜詩麻。観光のお客様だけでなく地域の方も集うお店です。亜詩麻のオーナー稲田勇人さんは、コロナ禍という未曽有な事態を受け、本質的なものを見直し、お店を新たなステップに引き上げるチャレンジをするタイミングだと実感しました。現在お店の第一線で運営しているのですが、今あるお店を新たに地域で飲食店経営に挑戦したい方とパートナーを組み、一緒にチャレンジするフィールドにしたいと考えています。はじめはパートナーとして亜詩麻の共同運営を行っていただきながら、ゆくゆくは亜詩麻の経営を行い、一緒にみなかみ町を盛り上げていきませんか? みなかみ町をさらに盛り上げるチャレンジを共にしましょう! 今回のプロジェクトを考えられている稲田さんも、元々は移住者です。地域に入り込みそしてこの地で事業を起こし、今もなお精力的に地域を盛り上げる活動と新たな事業を企ていている大変熱い人。そんな稲田さんから今回のプロジェクトにあたっての想いを語っていただきました。 みなかみ町は自然に恵まれ、人とのつながりも素晴らしい地域です。このお店も立地を含め非常に大きなポテンシャルがあります。今までは親族で経営してまいりましたが、今回人事を一新し外部から飲食店にチャレンジしたいパートナーを迎えいれて、若い視点とエネルギーで、さらにこのお店のポテンシャルを引き出し面白いことができればと目論んでおります。 ・プロジェクトを立ち上げるに至った経緯お店を開けて今年で33年目となります。子供たちも進学で独立し、部屋も開くことになり大きく物事を動かしやすいタイミングとなったこと、コロナ禍でじっくり考える時間を作ることができ、新しいチャレンジに取り組むスタートが切れそうなこと、そして33年を転機により地域が賑やかにできる店として、世代交代を行っていきたいことなど、今がチャンスの時、と考えました。ぜひ新たな視点とフレッシュなエネルギーで、地域の新たな可能性とアフターコロナの新たなライフスタイルを生み出して欲しいです。 ・プロジェクトと地域との関係私たちのお店は地域に根付き多くの人に支えられてきました。地域特性として、地元住民、アウトドア関係の移住民、海外からの移住民、首都圏や海外からの観光客などいろいろな方との交流があり、地域のコミュニティも充実しています。私たちはみなかみ町が大好きで、このみなかみを多くの方にこれからも楽しんでいただくためん、地元の方、観光の方に安心安全の場を提供していく事、そしてカフェレストラン亜詩麻を中心にこの地域で、人が集まり情報発信できる場所にしていく事を大事にしてきました。今後は新たなチャレンジャーを迎え入れて、さらに楽しく面白い地域にしていきたいと考えています。 自分自身のチャレンジと、地域を愛し活性化に積極的に取り組みたい方 何よりも一番は大事なことは、チャレンジしたい熱意と地域を愛してくれるか、そして稲田さんとフィーリングが合うかどうかを大事にしています。地方の小さいコミュニティの中では、なによりも協力と連携が大事です。困った時に助けてくれる同じ志を持った仲間ができれば、地域での可能性は一気に広がります。その根幹には、やはりみなかみ町を好きになってくれるかどうかというところがあります。亜詩麻の運営を通して、自分自身のやりたいことを実現し、地域を一緒に面白くしたい人、大募集です!⭐︎こんな人がマッチするかも!・料理が好き、接客が好き、物事に情熱的に取り組める方・自分のやりたいことの実現に向けてコツコツ取り組める誠実な方・仕事を含め将来のライフスタイルを作っていける方・面白いことを一緒に考えられるビジネスも遊びも思いっきり取り組みたい方・みなかみ町を好きになってもらい地域を活用しながら、長く居てもらえる方 まずはたくさんの方とお話しできればと思っています。ステップ①プロフィールをメッセージでお送りください。②オンラインミーティングでお話しさせていただければと思います。③具体的なお話になれば、現地でお店を見ていただきながら詰めていきましょう。 ※移住・起業支援事業FLAP担当者鈴木が一次受付いたします。 ※応募者多数の場合、合同説明会を実施する場合がございます。 憧れの自分のお店を持つ!そんなチャレンジしたい方を募集! 今回は店舗経営の実績のある方、というよりも、若く自分のお店をいつかは持ちたい!というやる気のある方とパートナーシップを組みたいと思っています。 はじめは、キッチン、ホールなどお店の現場運営に集中していただき、営業関係・経理周りは稲田さんが担当することでチャレンジの負担を減らします。慣れてきたら徐々にあなたのやりたいことを実現させながら、業務を引き継いでいきます。経営方針も、上下関係ではなく常に一緒に相談しながら進めていき、3年程度で完全にお任せできるようにしたいと考えています。今の時世・やりたい人の感性に合わせて、お店と地域にイノベーションを起こしていきましょう! 契約形態については、雇用契約は致しません。あくまでもパートナーとして、個人事業主といて業務委託契約を行います。報酬は、売上と業務配分に合わせてお支払いいたします。すでに現在のビジネスモデルは安定しているため、生活できる収入はお約束できますが、現在のお店を進化させたいと思っています。自分のやりたいこと、ライフスタイル実現に向けてチャレンジできる方を優先します。 そのほか、雪かきなどの力仕事が平気な方、イベントの参加・お手伝いなど地域のつながりを大事にされる方(酒宴の強制はありません)、自動車の運転は生活上必須です。何よりも地域特性として、どんなことでも楽しもうとするポジティブな土地なので、面白いことに取り組みたい、自分のやりたいことを実現したい、地域の人と繋がりみんなで盛り上げていきたい、そんな人を募集します。 応募はこちらから

知る

「ローカルメディア」として地域の魅力を発信する

長野県佐久市のローカルメディア「おかさく」として、佐久市の魅力を発信し続けている岡田 薫さんにお話を伺いました。岡田さんが考えるローカルメディアを運営することとは。 メーカーのシステムエンジニアから地域の魅力発信者へ これまで「佐久のファン」として、町の魅力発信を行ってきましたが、現在では、佐久市のローカルメディア「おかさく」としてYouTubeを利用した動画配信を行っています。地域の、魅力あふれる方々のインタビューを通じて、もの作りをする人の最終アウトプットではなくて、そこにある思いやプロセスなど、ストーリーを紹介しています。僕自身は、大阪出身で、23歳から10年間東京のメーカーでシステムエンジニアとして働いていました。海外の工場にシステムを導入する仕事で、やりがいを感じていたのですが、10年目に部署を移動になって、やりがいを見失って退職。退職後は約1年2ヶ月の間、東京の自宅を拠点に全国各地を旅していました。2018年の初めに個人事業主登録をし、同じ年の秋に起業して、インターネット販売を行っています。でもメインの活動は「おかさく」としての情報発信です。 偶然の出会いから佐久市へ移住 仕事へのモチベーションを失って退職したので、退職後は自分が何をしたのか突き詰めようと思い、ボランティアをしながら日本全国の面白い人に会いに行く旅をしていました。ある時、岐阜県高山市のゲストハウスで、ペンキ塗りや左官のボランティアをしているときに、佐久市の江原さんに出会いました。そこで初めて、佐久市という場所があることを知りました。その後、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言があり、東京の自宅でスーパーの買い占めや食料品不足があり、お金を持っていても買えないものがある、むしろ人とのつながりの方が大切なのではないか、と思うようになりました。この経験から地方移住や多拠点居住を検討するようになり、現在は、東京と佐久の二拠点居住をしています。 人の優しさが佐久市の魅力 多拠点居住を検討する上でいくつか候補があった中で、最終的に佐久市に決めたのは、環境の良さです。東京から新幹線で70分という近さも魅力でした。いきなり完全に移住するとなるとハードルがありますが、佐久市はすぐに戻ることもできる距離感です。さらに夏は涼しく、空気も綺麗で景色もいい。長野県は食料自給率も200%といわれるほど食も豊です。また、暮らすようになってから気が付いたのですが、人がすごくいい。この点が最大の魅力でしたね。人が優しくて親切です。 「おかさく」としての情報発信 「おかさく」としては、地域事業者など情報を発信されたい方の店舗や商品のPR、イベント告知などを行っています。進め方は情報を発信されたい方からヒアリングを行い、一緒に内容を整理して、僕自身の目線で編集し、動画に落とし込むというやり方です。基本的に費用はいただいていません。それは、僕自身が「ヒトの役に立つこと」が好きで、「地域を応援したい」「地域に貢献したい」という気持ちがあるからです。 また、「安心で楽しい暮らし」を創りたいという想いも持っています。お金に頼り過ぎずに、自分の暮らしを創っていきたい。そんな想いからも地域で活動して、仲間を増やしていくことに価値を感じています。今後は、他地域の方が佐久市の魅力的なヒトと出会えるような仕掛けづくりも考えています。 https://www.youtube.com/watch?v=Ptj_gRF3vzM&feature=youtu.be シェアハウスで暮らすことから始める移住 僕は柏屋旅館というシェアハウスを利用しています。いまは、月に7日間宿泊で10,000円というプランを利用しています。地域に入るきっかけとしてシェアハウスに住んでみるのはお勧めです。知り合いがいない地域でも、シェアハウスに住むと近所の方も訪ねて来たりするので、確実に知り合いが増えますね。敷金や礼金もかかりませんし、生活に必要なものもある程度揃っています。特に柏屋旅館はゲストハウスでもあるので、旅人もいて、いろいろな人に出会うことができます。 自分の個性を伸ばして見つける仕事 僕が人生を通して実現したいことは、自分の世界に一つだけの花を咲かせたいということです。そのためには、個性を伸ばして自分にしかできないものが見つかればいいなと思っています。僕が思う個性は「自分がワクワクする」ということなので、いま佐久市でワクワクすることを一つずつ増やしているところです。その活動の延長上にライスワーク(ご飯を食べるための仕事)ではない、仕事が見つかるんじゃないかと思っています。今後も佐久市のローカルメディア「おかさく」として楽しみながら情報を発信することで、いろんな方に佐久市を訪れてもらいたいですね。 Youtube(おかさくちゃんねる)FacebookTwitterInstagramnote

自分に問う、存在を作品として表現する

留学先のポーランドから、そのまま長野県佐久市へ移住。アーティストが集うシェアハウスで暮らしをスタート。現在は、パートナーである石田諒さんとクリエイティブユニット「換気扇とクローゼット」としても活動されています。 ポーランドから佐久市へ帰国、移住をスタート 佐久市へ来る前は、ポーランドに留学していました。人生の転機となる経験で、ポーランドでは他の留学生と一緒にドミトリーに住んでいました。留学生同士の対話や関わりの多い暮らしで、帰国してからも東京以外の場所で、そうした環境に身を置けないだろうかと考えました。ポーランドからインターネットでシェアハウスを探しているときに、佐久市の柏屋旅館を見つけました。すごくいいなと思ったので、オーナーに連絡をして、内見もせず、入居願を出しました。住み始めた当初は柏屋旅館もオープンしたばかりで、3名いる住人のうち2名は実家や職場に寝泊まりすることもあり、常時、柏屋旅館に暮らしているのはオーナーと私だけでした。その時期に、地元のことも教えて頂きました、また、地域のいろんな方が訪問してこられて、イベントもたくさん開催されるようになりました。地域のいろいろな方と、自然と知り合いになることができ、柏屋旅館に入居したことで、能動的にも受動的にも地域の人たちと繋がりあうことができました。今の活動にもプラスになっています。 アーティストとして、デザイナーとして アーティストとしては「反復」をテーマに作品を創っています。もうひとつは「神の存在」を解釈するというものです。どちらもインスタレーションで表現しています。父方の祖父が画家だったので、アトリエがありました。私も小さな頃からそこで遊んでいたので気が付いた時には絵を描いていました。両親も、すごくアーティスティックな人で、父はヴァイオリン奏者として活動しており、私が東京藝術大学へ入学し、その後アーティストとして活動していくことも全く否定せずに応援してくれたことには感謝しています。私にとって、アーティストという名前は、その人自身の生き方や生業以外の要素を含む言葉であると思っているので、職業としてのアーティストというよりはロール的なもの、役割としての名前がアーティストなのではないかと思っています。ですから仕事としては、アーティストとしても収入は発生していますが、絵を描くことを世の中に昇華していくっていう意味では、最近ではデザイナーとしての側面もあります。 自然の傍での作品創り 循環や自然のサイクル、命ということや神様ということ、人が生きることを考えていくにあたって、ファクターとして骨を使った作品を創りたいと思うようになりました。佐久市にきて、山で生活をしている方にその話をしたら、鹿を分けてくださったので、共同で活用している土地に鹿を埋めました。漂白するのではなく、微生物に分解されて土の色が沈着した骨になるんです。これ以外でも、東京に居ては自分の作品のテーマや、物質的な実現もできないなっていうのがありました。自然が傍にあることで、作品が飛躍できるのではないかという大きな期待を持って佐久市に来たということがありますね。また、自分の中に流れている東洋的な思想の中で、神様という存在の影響を感じるのですが、長野と東京を比較すると、長野の方が土着の人々が信仰していた名残のようなものが各所に残っているのを間近で見ることができます。佐久に住んでること自体でインスピレーションを受けることができていますね。 佐久市でのちょうどいい暮らし 佐久で暮らして2年半ほどになります。ちょうどいい場所というのが利点としてあると思っていますね。すごい田舎でもないし、行こうと思えば東京にも行ける。行こうと思えばすごい秘境の場所にも行けるし。という感じがちょうどよくて住みやすいし、そこが魅力ですね。実は、私は移住という言葉があまり好きではありません。別の場所からそこに住み着くということではなくて、人は本来、移動しながら文化や価値観を運んでいくものなのではないかと思っています。移住についても、住み着くというよりは、また別の場所に行ってもいい、戻ってきてもいいんだよという部分を含みながら考えたいなと思っています。“ ここち良い生き方”について考える パートナーには他人とは思えない近しいものを感じています。呼吸が合うような。作品創りも、二人でやっていることが多いですね。クリエイティブニットである換気扇とクローゼットのコンセプトは、“ここち良い生き方”です。この“ここち良い”ということにはいろいろなものがあると思うのですが、それぞれが“ここち良い”ということとは何かを考えることが大切だと思っています。自分との対話です。本当の意味で、「自分と話をしているか」ということを問いただすべきなんじゃないかと思っています。そうしたことを考えた上で、“ここち良い生き方”とはなにか、“良い”とはどういうことなんだろうということを考えてもらうきっかけを、活動を通して創りたいと思っています。 存在を作品として表現する 私たちはお互いを尊重するために、籍を入れずに結婚し、選択的夫婦別姓を疑似的に実現しました。「どうしてできないんだろう?」という、自分の中に起こるうずうずした感覚を、社会に対して不満として出すことも大切ですが、悲しいのか、怒りを感じるのか、もっと自分で解釈していくことも必要なのではないかと思っています。その上で、事実婚で、お互いに別の姓で生きている人たちが、楽しそうにここち良く生きているというだけで、姓が同じじゃなくてもいいんだ、姓を変えなくてもいいんだとていう思いを持ってもらうことができるのではないか、と。ユニットの活動では、そんな風に二人の存在が作品になれたらいいなと思っています。 中井伶美プロフィール換気扇とクローゼット

可能性を狭めない“ここち良い生き方”

東京都世田谷区で生まれ。2016年に長野県佐久市に移住。視覚や文章での表現を探求しながら、パートナーの中井伶美さんとクリエイティブユニット「換気扇とクローゼット」としても活動されています。石田 諒さんが考える“ここち良い生き方”についてお話を伺いました。 言葉や文章で表現すること 高校卒業後に、専門学校で映像を学び、テレビの制作会社に就職しました。やがて、高校から続けてきた映像作品の自主制作をしていくにあたって、ドラマやドキュメンタリーづくりに必要な教養と、言葉を使った表現について学びたいと考えるようになり、受験をして法政大学文学部日本文学科に入学しました。もともと自分の感情を言葉にすることが好きで、高校時代から日記やブログを書いました。そういったものを、私小説のような“表現”として昇華できないかなとも思っていて。在学中にゼミの中で何本かの短編を完成させたことは大きな経験となっています。現在もSNSは、僕にとって表現の一つだと思っているので、日常的に発信しています。将来的には長編の物語を書き上げることが人生の目標のひとつですね。“文章で表現する”ことは一生かけて学ぶテーマだなと思っています。2020年の秋には、長野県上田市の上田市中央公民館主催「第60回上田市短詩型文学祭・詩(ポエム)の部」で市長賞(大賞)を受賞しました。文章表現を深めた先のひとつの結果をだすことができたのではないかと思っています。 全く想像していなかった地方都市への移住 大学卒業時に、東京にずっと居続けるのかなと考えるタイミングがありました。就職が決まっていなかったことや、当時お付き合いをしていた方が長野に帰るということが重なり、複合的な理由で全く想像していなかった地方都市への移住を決めました。それまで旅行で長野県を訪れたことはありましたが、住む、生活するイメージは全然沸いていませんでした。仕事は一般企業での就職も検討しましたが、企業数が少なくて。全く知らなかった地域おこし協力隊の仕事をたまたま教えてもらい、試験を受けて実際にハタラクことが決まったのは、移住直前です。急だったので引っ越しまで一か月もないという感じで。佐久市がどの程度発展しているのかもよくわかっていなかったので、メジャーなポイントカードやチェーン店の会員カードなどをほとんど東京で処分してきてしまうくらいでした。今となっては笑い話ですが。住んでみると佐久市は東信地方の中でも1、2を争うくらい都会ですし、発展していますね。 外から来て刺激を与える、地域おこし協力隊としての活動 地域おこし協力隊では、望月という地域の文化と中山道の活性化というテーマで勤務していました。具体的には、市民勉強会や地域の文化祭などをサポートしていました。僕は写真を撮ったり文章を書くことができるので、広告物の作成や、SNSでの情報発信などを担当していました。なにか素敵な行事やイベントがあっても、地域の中から情報がでていかないので、佐久市地域おこし協力隊の公式ページのほか、個人のSNSも大いに使って発信していきました。それが仕事なのか、自主的なものなのか、趣味なのかあいまいでしたが、効果としては一番大きかったことかなと思います。SNSによる地域情報の発信は今も続けています。地域おこし協力隊は、外から来てなんらかの刺激を与える役割だと思います。僕は良くも悪くも都会が好きな人だったので、地域にとってはインパクトがあったのではないでしょうか。いわゆる田舎に対する誤解とか、思い込みとかも、少しずつ出して行ったので、反響は大きかったのかなと思います。 地域で需要のある“技術を持った働き方” 協力隊退任後の仕事は文筆と写真撮影で、長野県東信エリアの農業と食を紹介するフリーペーパーに写真を撮って記事を書く仕事や、病院や学校のパンフレットの表紙や人物撮影などをフリーランスとして請け負っています。100%県内の仕事です。地域おこし協力隊時代の人づてで依頼していただくことが多く、不思議と途切れていません。仕事ではアーティストとしてではなく、依頼主との信頼関係を築いて、相手の意向を汲みながら進めるというキャッチボールがうまくできているように思います。そう思うと、地域には技術を持っている人材は都会に比べるとまだまだ不足しているので、技術があると需要は高いですね。これから移住を検討される方も、就職だけでなく、独立自営や複業など、自分はこれだけは誰にも負けません、これなら楽しんでできます、みたいなものをもっていらっしゃるとうまくいくのではないでしょうか。 移住後の暮らし方、楽しみの見つけ方 移住をする場合は、もともと田舎暮らしをしたくて来ている方や、旅行で来たことがあって移住を決めたという方が多いと思います。僕は、降ってわいたように佐久に来たので、移住してから、いかにこの地を面白く思うか、魅力を見つけられるかを探し続けました。仕事もあって、遊びもできて、人にも会えるということを探求したが、そのことはおそらく人生そのものですよね。その中で、パートナーとの出会いは大きなものでした。ばりばりのアーティストである妻と出会って、素直に生きよう、ごまかさないで生きようと思うようになりました。二人でクリエイターとしてもパートナーとなり、表現し、作品を創り続けていることはとても豊かなことです。 移住後はアーティスト活動として、自主制作のドキュメンタリー映画の上映会を6回開催した “ここち良い生き方”について考える 佐久市にきて、パートナーと出会い、“ここち良い生き方”とは何だろうと考えるようになりました。働きすぎずに、楽しいと思うことを増やして行くこと。断る時は断り、これはちょっと難しいですと言えること。反対にこれをやりたい、というときにはいつでもやれるようスタンバイしておくこと。足腰が弱っていくと激しいスポーツが難しいとか、今から歌手にはなれないとか、僕なら文学賞を取るのは難しい、無理でしょうということではなく、いくつになってもやりたいと言えて、周りも応援してくれる。自分も自分を騙すのではなく、これできるよと言えたり、立ち直ったりできる状況。まだ研究中ではありますが、そういったメンタルや状況のあることの総称を、僕は“ここち良い生き方”と呼んでいます。可能性を狭めない生き方ですね。佐久市で暮らす中で刺激的な方にたくさん出会えました。こうでなければいけないという価値観を壊されて、やりたいことをやっていっていいんだな、いつ切り替えてもいんだなと思えるようになりました。そうした経験から、“ここち良い生き方”について考え、発信できるようになりましたね。 視覚とイメージと言葉 換気扇とクローゼット

自然との共生 山を創る

田村市に生まれ田村市に育った桑原直人さん。自然とヒトとの共生をテーマに、山に向き合い、山を創るきこりとして活躍されています。 自然の中でハタラク 山でハタラク 生まれ育った田村市できこりを生業にしています。学生時代は電気について学んでいましたが、就職する時に「自然の中で働きたいとい」と思うようになっていました。就職活動中に、偶然ハローワークで森林組合の求人を見つけ「これだ!」と林業の世界に飛び込み、きこりになって18年経ちました。 木を切るという殺生の理由を考える きこりの仕事は森林整備です。間伐を行いながら、木を育て、森を守ります。木は日の光があって水があれば成長するので、育てることは自体はそれほど難しくありません。難しいのは、「自然とヒトがどうやって共生してくのか」ということですね。例えばヒトの都合だけで無作為に木を切ると、暮らしに関わる水の流れが悪くなるということが起こります。ヒトの暮らしは自然に依存している部分が大きいので、木を一本切るだけでも自分たちの生活に影響がでます。木を切るということは殺生です。殺生するならば、切った木材を役に立てなければいけないし、殺生するだけの理由が必要です。自分たちの都合で邪魔だからと木を切ってしまうのではなく、木の命一本を奪う理由もきちんと考えて、自然とヒトが共生していくことが大切だと思っています。 自然を敬い感謝する気持ち 入山するときは一礼してから山にはいりますし、木を切る時もおまじないをしてから切ります。自然を敬う気持ちで山に向き合っています。そうすると、丸太になった木を足蹴にすることもなくなりますし、大切に優しく扱うようになります。敬う気持ちや感謝する気持ちを持つことで仕事に対する姿勢も変わってくると思いますね。殺生した木がちゃんと高く売れてほしいと思いますし、売れないともったいない、最後まで使い切るようにしたいと思っています。後輩にもこうした考え方をできるだけ伝えるようにしています。 自然とヒトとの共生 50年後を見据えた山創り 田村では、建材にするために植林した木の伐期は50年といわれています。僕も仕事を始めた年に植林をしました。50年後にその山に再び携わることを楽しみにしています。仕事ではいつも50年後、100年後と自分が死んだ先にも続くものを想像しながら働いています。 丸太の価格は1980年代が一番高く、いまは当時の三分の一程度になっています。ですから、木は売れないというイメージを持っている方も多く、相続された方の中には山はいらないとおっしゃる方もいます。昔の田村には、冬は林業、農繁期は農業を生業として家も多くありました。いまでは、山に携わらなくても生活できるようになり、山離れが起こっています。建築木材が外材に押されるなど、山離れにはさまざま理由がありますが、山の価値はひとつではありません。ヒトの心を癒す景観にしたり、映画に出てくるトトロ山のように子供と過ごせる山にするとか、持ち主のニーズに合わせて山を創ることができます。経済林としてだけない、人間の想像を遥かに超えた可能性が自然にはあります。 山と向き合う中で矛盾も感じています。自然はそもそもヒトの手を借りなくても成長します。僕は山の中に入りたいからきこりとして整備をしているけれど、間伐しなくても自然は自然のままで淘汰もされます。手をかけているのは経済林として木をお金にするための人間の都合です。山で稼ぐことと自然と共生することの折り合いをいつも考えています。田村でいきていくきこりとして、自然とヒトとの離れられない関係の中で「共生」は大きなテーマです。 自分もヒト山も木も一緒に楽しみながら、ハタラク きこりという仕事を通して、関わってくれているヒトたちみんなと楽しい方向に進んでいきたいと思っています。そのためには、自分の希望も叶えていきたいし、周りのヒトの夢も叶えてあげたい。きこりは本当に奥が深い職業だと思います。そのせいか山に入るといつも楽しいです。ハタラクのその先にいつもこの“楽しい”という気持ちを持っていたいですね。自分もヒトも山も木も一緒に楽しみながら、ハタラクを実現していきたいと思っています。

Featured Region

Minakami

群馬県

みなかみ町

人口:18,897 人

面積:781.08 km²

群馬県最北端に位置するみなかみ町までは、東京から新幹線でわずか66分。利根川の最初の一滴を生みだす豊かな山岳自然に抱かれた町です。町中に清流が流れ、どこにいても川のせせらぎが聞こえてきます。谷川岳を代表する谷川連峰では登山やトレッキング、ロッククライミングのほか、町中でラフティングや、サップ、キャニオニング、スキーなど四季を通してアクティビティを楽しむことができます。「みなかみ18湯」と呼ばれる18もの個性豊かな温泉もあります。古くから旧三国街道の宿場町として栄えてきたみなかみ町には、町を訪れる人を受け入れる懐の深さがあります。国内外を問わず多くの移住者が町を行きかい彩っていることも魅力のひとつです。

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Saku

長野県

佐久市

人口:98,842 人

面積:423.51 km²

長野県の東部の佐久市へは、東京から北陸新幹線で75分。日本でも珍しい標高700メートルにある高原都市は、浅間山連邦、八ヶ岳、荒船山に囲まれた佐久平の中心に位置しています。気候は晴天率が高く、降水量、積雪量は少なめ。この気候特性は「星の町」と呼ばれるほど澄んだ空を生みだし、宇宙観測に適しているといる理由から、JAXAの臼田空間観測所をはじめとする天文観測所も集まっています。また、豊かな食も佐久の魅力。高原地帯の寒暖差が生む地元野菜には定評があり、多くのシェフが移住してレストランを開いています。さらに、水にも恵まれ、どこでもおいしい水を飲むことができます。

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Tamura

福島県

田村市

人口:35,702 人

面積:458.33 km²

福島県田村市は、阿武隈高原に位置し緩やかな山々と丘陵地帯に豊かな田園風景が広がる町です。田村市も福島県原子力被災12市町村であり、震災時には被害を受けましたが、双葉地方からの避難者の受け入れを速やかに行うなどし、郡山から中通と浜通りをつなぐ結節点としての役割を担っています。町の歴史は古く、縄文時代の遺跡や、有形・無形の文化財も有しています。里山として栄えた町の様子をいまでもあちこちに感じることができます。そしていま、震災以降の田村市は変化の只中にいます。復興を進めていくなかで、ITやICTといったテクノロジーを強みとして、多くの挑戦者が集まる町に変わりはじめています。

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